僕自身の長年の疑問、「タケダ薬品と日動火災のマークが同じ?」 について、タケダ薬品に問い合わせてみました。 ↓以下が、頂いた回答です。
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お問い合わせの件につきまして、以下にご回答させて頂きます。 弊社と日動火災様とは、同じマーク(円内に▲)を社章として使用
しておりますが、資本関係・系列関係等はなく、両社は、全くの
別会社でございます。 弊社では、昭和18年に「武田薬品工業株式会社」と社名を改める
にあたり、それ以前から、当社商品に付されていたこのマークを
社章として制定し、現在に至っております。一方、日動火災様も、
かなりの長きに渡り同じマークを使用されております。
ご承知のとおり、弊社は、医薬品を中心とする製商品の製造・
販売を営んでおり、他方、日動火災様は、保険業を主業とされて
おります。そして、このように双方の業種が異なることから、
同じマークを使用していることに起因して、取引市場において
混乱が生ずる―たとえば、このマークが付された医薬品を購入
されたお客様が、日動火災様の商品であると誤信される―
といったこともございません。また、両社が共に、それぞれの
分野において、長年に渡り使用してきておりますので、医薬品
等に付される当該マークは弊社の社章として、また、保険に関連
して使用されるマークは日動火災様の社章として、社会的にも
充分に認識されているものと考えております。
従いまして、両社の業種が異なること、共に長い間このマークを
使用しており一般にも定着していること、互いに実害が現れて
いないこと、といった事情から、両社により、同じマークが、
併存的に使用されているものであります。 若干、法律的な面について触れさせて頂きますと、このような
マークの保護は、商標登録を行うことにより図られます。ある
マークを商標登録いたしますと、商標法という法律に基づいて、
そのマークを独占的に使用する権利が与えられます。ただし、
この商標登録は、一定の商品又はサービス毎に行うことが
必要となります。
弊社では、「円内に▲」マークを、医薬品など、弊社の取り扱う
商品について、商標登録しております。一方、日動火災様も、
保険業関連のサービスについて、同じマークを商標登録されて
おります。すなわち、医薬品など、弊社が商標登録している商品に
ついては、弊社が権利を有し、日動火災様が商標登録されている
保険関連のサービスについては、先方が権利を有するということと
なります。このように、法律的な観点からも、一応の棲み分けが なされているものと言えます。 以上
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Q.ゴホンといえば龍角散。 「龍角散」・・・読めば読むほど変な名前。由来は? (愛知県/まあくん) A.「株式会社 龍角散」に問い合わせてみました。 ↓以下が、その回答です。(T)
昔(江戸時代末期〜明治初初頭)の製品には、有効成分として 竜骨(りゅうこつ)・鹿角霜(ろっかくそう)などの生薬が含まれて
いました。
竜骨とは、現代で言うところの動物の化石で、おもにクジラの化石
だったようです。昔の人たちは、「これはきっと竜の骨だ!」と思い、
大変珍重したようです。
鹿角霜は、文字通り鹿の角で、これは現代でも滋養強壮剤として
使われています。
どちらの成分も、現在の龍角散には使われておりません。 竜骨の「竜=龍」、鹿角霜の「角」と、共に「いかにも強そうな
=効きそうな」成分の1文字ずつをとって「龍角」となりました。 「散」は剤形を表す文字で、「細かい粉末の薬」という意味です。 太田胃散なども同じ意味です。 (株式会社 龍角散 マーケティング室)
Q.24時間表示でいうところの「12時」は、12時間法の時計では、 「pm12時」って表示されている時計が多いですね。それって、 変じゃないかと思うのです。つまり、「am11時59分」の次が 「pm12時00分」というのはおかしいのでは、ということです。 ならば、「am12時00分」か「pm0時00分」と表記する方法が 考えられますが、前者は「午後」なのに「午前」と表記するのも 「?」なので、「pm0時00分」と表記するほうがいいように 思えますが。ちなみに、私の携帯電話も24時間表示の「0時」を 「am12時」と表記しています。こういうのって、多分JISなどで 規格が決まっていると思うので、そうなっていると言われれば それまでなのですが。明解なご説明を期待しています。 (大阪府/ひかえめ) A.昼の12時を「午後12時」と表記するのは、たしかに変です。 正午の前が午前で、正午の後が午後なのですから。しかし、 正午なのはその瞬間だけで、あとは正午の後…10秒後でも 午後は午後です。「午後0時」を使わないとすると、おかしいと わかっていても「午後12時○分」という表現は避けられない、 ということになります。 こういうおかしな?事には多くの例があり、たとえばビルの 「階」の表現だと、地下に1階分下がったところが「地下一階」 なのに、上に1階分上がったところはもう「二階」…。 イギリス英語では、地面が「グランドフロア」、1階上(日本では 二階)が「ファーストフロア」なで、問題ないのですが…。 他にも…というか、最大の?問題点は、 一日の始まりは0時00分なのに、一年の始まりは1月1日 (→夜の12時○分は次の日なのに、12月○日はまだ前の年) というところにあるのではないでしょうか。 西暦0年が無いために2000年まで20世紀…など、考えてみれば おかしな事は、世の中にたくさんあります。 今度このテーマで討論会やりましょう。(P)
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