Ｑ．シバエビは平気なのに、イセエビを食べると
アレルギーが出ます。なぜでしょう？
(愛知県／ひらの様)
Ａ．この時のやりとりを…。
ＰＯＫＡ「イセエビはエビじゃないから、じゃない？
タラバガニがカニじゃないのと同じパターンで」
ひらの様「えっ、マジで？」
ＰＯＫＡ「そんな話を聞いた気が…」
ひらの様「ちゃんと調べておくように！」

…という事で、詳しく調べてみました。

エビ・カニの仲間「十脚目」は、狭義のエビである
「根鰓亜目」と、それ以外の「抱卵亜目」に分かれます。
「エビ」は、「卵を抱かない」のが特徴なのです。
「根鰓亜目」の下には「クルマエビ下目」があり、ここに
シバエビやクルマエビ、サクラエビが属しています。
一方、卵を抱くことからこう呼ばれる「抱卵亜目」は、
次のように分かれています。

オトヒメエビ下目…オトヒメエビなど
コエビ下目…テナガエビ、ホッコクアカエビ(アマエビ)など
ザリガニ下目
イセエビ下目
アナジャコ下目…アナエビなど
異尾下目…ヤドカリ、タラバガニなど
短尾下目…カニ全般

調査の過程で混乱の原因になった、「ロブスター」
についても書いておきます。
アメリカでは、アメリカイセエビもアメリカ大ザリガニも
区別をせずに「ロブスター」と呼んでいるのだそうです。
日本でも、エビはなんでも「エビ」と呼んでいますね…。

☆エビ・カニの分類は諸説あるようですが、その中でも
わかりやすいものを採用しました。(Ｔ)

Ｑ．「百合」（ユリ）ってどういう意味と由来なのですか？

（住所不明／outi）
Ａ．　ユリ根の鱗片が、何枚も(百枚というのは比喩ですね)

合わさっているところから、中国で「百合〜ビャクゴウ〜」

と呼ばれています。日本では、花が大きくて揺れる姿から

「ユリ」と呼んでいたのですが、同じ植物を指すという事で

「百合」と表記するようになったそうです。（Ｔ）

★この説のほうが一般的ということで、移転を機に？訂正しました。

Ｑ．孫悟空は頭に輪を付けているのですが、あの「輪」の名称が

分からなくて…。知っていたら教えて下さい。（宮城県／yumi-k）
Ａ．「緊箍児（きんこじ）」といいます。あの輪を締め付けるために

三蔵法師が唱える呪文は、「緊箍経（きんこきょう）」といいます。
ちなみに、如意棒の正式名称は、「如意金箍棒（にょいきんこぼう）」

といいます。（Ｔ）
おまけ…そういえば、ドラマでマチャアキは「ワッパ」なんて

呼んでましたね（手錠か？）。
以下は、私の(もと)勤務先の人々の珍答集です。

「如意輪」「金魂環」「マルピーギ管」「ナオト・カン」

Ｑ．「西遊記」のことですが、あの話の「結末」はどうだったか、

ということです。たしか、ドラマでは「まだまだ旅は続くのであった…」

で終わったように思うのですが。考えていると夜も眠れません（笑）。

よろしくお願い致します。（大阪府／ひかえめ）
Ａ．ドラマは、第一部のラストで「ニセ天竺」に着いて…という

話だったはずですが、その所を憶えていらっしゃったのでしょう。
実際のラストでは、なんとか無事に天竺に着き、帰りは如来様の

意向で、仁王（金剛くん？）所有のジャンボ筋斗雲に乗って

一気に中国へ戻る、という話になっています。

「宇宙戦艦ヤマト」の帰途はこれを模したのでしょうか？(Ｔ)
ちなみに、上記「緊箍児」は、悟空の徳の高まりとともに

消滅してしまう、のだそうです。

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